こんにちは!中小企業のマーケティングパートナーの株式会社TORUSです。
今回の記事では、
- 観光地のお土産屋のお客様はリピーターにはならない?
- 観光地のお土産屋さんがリピーターを獲得し成功した事例
- 成功したお土産屋さんから学ぶリピーターの獲得方法
- リピーターを獲得することの重要性
について解説していきたいと思います。
観光地のお土産屋のお客様はリピーターにはならない?

観光地にあるお土産屋には、メリットとデメリットがあります。
人気のある観光地には沢山人が集まりますし、旅行に行けばお土産はつきものです。
そんな観光地にあるお土産屋の一番大きなメリットは、初めてその土地に観光にくる方がお客様として来店してくれるということです。
しかし、観光にはオフシーズンもありますし、客足が天候に左右されやすいなどのデメリットもあります。
メリット・デメリットを持ち合わせた観光地のお土産屋という業務形態ですが、よく耳にするのが「観光客はリピーターにはならない」という意見です。
果たして本当にそうなのでしょうか。
確かに、特別な思い入れのない土地などでは、自然と観光客がリピーターになることは少ないかもしれません。
しかし、最初から「リピーターにはならない」と思い込んでしまい、「観光客にリピーターになってもらおうとしているお店が少ない」とも言えると思いませんか?
観光客にリピーターになってもらうことは、実はとても重要なんです!
観光地のお土産屋さんがリピーターを獲得し成功した事例

実際に観光地のお土産屋さんでリピーターを獲得し、そのことでリピーターの方に支えられたり助けられたりした会社が複数社あります。
成功例1
広島県にあるお土産屋さんで、レモンケーキを販売しているお店があります。
こちらは、意図的にお客様にリピーターになってもらう仕掛けを沢山作って、リピーターさん限定で商品の販売をするなどの試みをしています。
お客様との交流によってファンが増えて、リピートして商品の購入をしてもらう関係性を構築することに成功しています。
3日で1万個のレモンケーキを売り切った事もあるそうです。
悪天候により思ったよりお店への客足が少なかった日には、リピーターに呼びかけて商品在庫のロスを減らす事にも成功しているお土産屋さんです。
成功例2
三重県にある牡蠣の養殖場兼販売所で、リピーターに向けてたった2つのメールを送っただけで、売上300万円以上を達成したという事例もあります。
牡蠣は冬季が旬です。
その旬の間に売り切ってしまわないと在庫を抱えてしまう事になってしまうのですが、こちらもリピーター向けの商品を用意したり自ら声かけをすることで、商品を売り切ってしまうことができています。
成功したお土産屋さんから学ぶリピーターの獲得方法

この2つの成功例には共通点があります。
それぞれについて見ていきましょう。
売りたい時に売れる
まずは、店側が売りたいときに売れるという点です。
これはもうめちゃくちゃメリットです。
観光地にあって観光客をメイン客として構えているお土産屋でありながら、客足に左右されずに商品を販売することができるんです。
必要なタイミングでこちらから情報を発信し在庫ロスを減らす事ができるのは、経営の理想の形です。
顧客リストを作成している
どちらのお店も、顧客リストをしっかり作成しています。
商品を購入していただいた方のLINEもしくはメールアドレスを獲得して、店側から積極的にアプローチできる形を構築しているんです。
SNSのようなお客様から見てもらうものではなく、こちらからアプローチできるという点が非常に重要になってきます。
新しい商品を紹介してみたり、試作品を食べてもらって意見をもらったり、顧客とのコミュニケーションによってお店のファンになってもらうことができているんです。
親しみを持ってもらえれば、それだけまた足を運んでもらったり、商品を購入してもらうきっかけになります。
リピーターを獲得することの重要性

実際の成功例をご紹介したところで、次はリピーターを獲得することの重要性について解説していきたいと思います。
リピーターを獲得することで得られる主なメリットは
- 売上が安定する
- 集客に注ぐ時間や手間が減らせる
- 商品開発などの時間を増やし新規顧客獲得に向けた活動ができる
- 気持ちにゆとりができる
この4点です。
それぞれについて説明していきますね。
売上が安定する
リピーターが増えると、売上が安定します。
近年で言うと、コロナのような突然降りかかるピンチはどうしても避けられません。
天候や台風、観光のオフシーズンなどの客足が遠のく時期は、観光客は少なくなってしまいます。
そんな時は、新規の顧客を見込む事が難しい時にリピーターに商品を購入してもらうことで年間を通じて売上を安定させることができます。
売上が安定すれば、雇用の安定にも繋がります。
集客に注力しなくていい
新しいお客様に足を運んでもらう為に何かいい案はないか
なんとかして客足を増やせないか
これは経営にはつきものの悩みだと思います。
しかし、ファン=リピーターを獲得しこちらからのアプローチで商品を購入していただくことができるようになれば、これまで集客のために使っていた時間や労力を別の事に使う事ができます。
新しい商品開発や商品の改善に充てる時間ができる
これまで集客に使っていた時間を、新商品の開発や現行商品の改善に使うことができます。
良い商品ができれば、それだけファンは増えます。
お客様に満足してもらえるよう商品やサービスに注力できれば、口コミでどんどん評判が広がり、新規顧客の開拓にも繋がります。
つまり、リピーターが新規のお客様を連れてきてくれるんです。
そこからさらに人気になっていくという好循環が生まれます。
気持にゆとりができる
売上や客足・天候などを気にして、常にピリピリしてしまうお土産屋さんも少なくないのではないでしょうか。
実際に成功事例の会社の社長にお話をうかがったところ、「寝つきがよくなった」なんて意見も聞くことができました。
気持ちの安定は、お店全体の雰囲気にも繋がる重要な要因です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リピーター獲得するというのは、これだけの大きなメリットがあります。
「観光地だから・お土産屋だからリピーターが作れない」とお考えの方がいたら、ぜひ今回の記事を参考に
- LINEやメルマガなど、こちらから発信できるツールを導入する
- 顧客リストを作成し、こちらからアプローチできる体制を整える
- 顧客とコミュニケーションを取ることでリピーターを増やしていく
という事を、まずは試してみていただきたいと思います!
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