こんにちは!中小企業のマーケティングパートナーの株式会社TORUSです。
今回の記事では、観光客向けマーケティング、特に「お土産屋さんが知っておくべきトレンド」について解説をしていきたいと思います。
さっそくはじめていきましょう!
お土産屋さんが押さえるべき基本

観光客向けのマーケティングの基本としては、
- 商品選定
- 観光客へのアプローチ
この2点が基本となります。
それぞれについてお話ししていきます。
商品選定
まずは、商品選定について説明をしていきます。
この記事をご覧いただいている方の中には、既に商品はあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
商品選定とは、商品をどのように選ぶかではなく、すでにある商品を「どうやって売っていくか」ということを指します。
商品選定の際に押さえるべきポイントは
コンセプト | 商品や会社自体のコンセプトの設定 |
---|---|
ブランディング | 商品の見せ方を変えていくこと |
この2点です。
商品がお客様にどのように見られているのか、気になりますよね。
これを、意図的にかつこちらが主導権を持って、こちらが見てもらいたいように見せていくことがブランディングになります。
見せ方を変えていくことは、もちろん可能です
見せ方を変えることによって、これまで売れなかった商品が売れるようになったという事例は山ほどありますので、ぜひ活用していきましょう。
観光客へのアプローチ
続いて、マーケティング=観光客へのアプローチについてお話ししていきます。
観光客へのアプローチとしては
オフライン | 現地で直接お土産を購入してもらう |
---|---|
オンライン | 帰ってからもオンラインショップで商品を購入してもらう |
この2点がポイントです。
つまり、観光客へのアプローチは、オフライン・オンラインでの集客の戦略が必要になってきます。
お土産屋さんが知るべきトレンド

続いて、お土産屋さんが知るべきトレンドについてお話ししていこうと思います。
お土産というカテゴリーには、非常に多くの商品がありますよね。
その中で、「美味しい」という点については、もはや当たり前になってきています。
これまで誰も見た事がないような商品ややったことがない取り組みは、SNSやブログなどですぐに拡散されて真似されてしまう時代です。
ですので、商品のコンセプトや見せ方を変えていくことの方が重要になってきています。
ここで他との差別化をすることができます。
では、今トレンドになっているのはどのようなお土産なのでしょうか。
トレンド1:地元の特色を活かした商品開発
特産品や地域性を活かした商品開発をしたり、その地域にしかないもの、その場所まで行かないと体験できないことなど、地域の特色を活かした商品開発が今のトレンドになっています。
トレンド2:エコフレンドリー
最近SDGsという言葉をよく耳にしませんか?
エコフレンドリー、サステナブル、こういったキーワードを盛り込んだ商品は、注目を集めやすい傾向にあります。
また、インフルエンサーやメディアでも取り上げてもらいやすく、そこからお客様を増やすことが可能です。
トレンド3:体験型のお土産の提供
- 陶芸体験
- 工場見学
など、現地で実際に体験して物を作ったり、作ったできたての食べ物を試食できたり、そこに行かないと体験できないことを提供する。
そのついでに、お土産も購入してもらう。
そうすると、帰った後もそれを見て観光を思い出すことができます。
つまり、「思い出」として購入してもらうということですね。
こういった「気持ち」や「思い出」というのは、ついお客様が購入してしまうという魅力があります。
この3つの特色があると、ネット上で拡散してもらいやすい傾向にあります。
その結果、プロモーションも簡単になってきますので、これから商品開発をする方も今ある商品の見せ方を変えたい人も、この3つのポイントはぜひ押さえておきましょう!
観光客向けマーケティングの秘訣

今のトレンドを知ったところで、次はどのようにお客様にアプローチしていくかについてお話ししていこうと思います。
Step1:現地で顧客を獲得する
現地でお客様を獲得していくためには、ただお土産を売っている店というだけでなく、「お店自体が観光地として成立する」ことがポイントになってきます。
お客様にわざわざそこまで足を運んでもらうためには、お店自体が目的地になる必要があります。
先程お話しした工場見学や体験の他にも、そのお店でしか買えない限定品を置くというのも一つの手段です。
そして、その時に買ってもらったお土産を友人や家族に渡す時に思い出話をしてもらえれば、お土産をもらった人が
私も行ってみたい!!
と思ってもらえるかもしれません。
そういった場所になることがマーケティングにとっては非常に重要になってきます。
Step2:オンラインショップへの誘導
現地でお客様を獲得するだけだと、観光のオフシーズンだったり天候に客足が左右されてしまいます。
その結果、売上が安定しないなんてことも起こり得ます。
ですので、オンラインショップへの導線をしっかり作っていきましょう。
わざわざお店まで足を運んでくれた人はコアな顧客です。
また商品を購入するには至らなかったとしても、コアな見込み客となります。
この方たちに、後々こちらからアプローチができるような仕掛けを作っていくことが非常に重要になってきます。
この「コアな顧客」と「コアな見込み客」からは、オンラインショップから商品を購入してもらいやすい傾向にあります。
ですので、お店に足を運んでくださった顧客には、メルマガや公式LINEに登録してもらって、こちらからオンラインショップでの購入をアプローチできるようにしておきましょう。
実際、私が関わっているお土産屋さんも、上記の2つのステップは必ず意識してもらっています。
つまり、
店舗はアンテナショップとしての役割として活用する。
アンテナショップで顧客リストを獲得していき、そこからオンラインショップで購入をしてもらったりリピーターになってもらったりする。
この流れをこつこつと続けていくと、次第にリピーターが増えていき、右肩上がりで売上が上がっていったり、売上を安定させることが可能になります。
まとめ
観光客向けマーケティングとお土産屋さんが知るべきトレンドとして
- 商品をどのように見せるのか
- お店自体が観光地として成立していくこと
- 最終的にオンラインショップへ誘導していきリピーターを増やす
というお話しをさせていただきました。
次の一歩を踏み出すための参考になれば幸いです!
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