お土産を買った観光客をリピーターにする重要性! どうしたらリピーターを増やせる?

こんにちは!中小企業のマーケティングパートナーの株式会社TORUSです。

今回の記事では、お土産を買ってくれたお客様にリピーターになっていただくことの重要性と、どうやったらリピーターを増やせるかについてお伝えさせていただきます。

この記事を読んでいただくと、

  • 観光客はリピーターにできるのか
  • リピーターを増やすための2つの方法
  • リピーターになってもらう重要性と5つのメリット

をご理解いただけると思います。

また、「観光地のお土産販売で、実際にリピーターを増やした成功例」についてもお話させていただきたいと思いますので、是非最後までご覧ください!

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目次

観光地にくるお客様でお土産を買ってくれた方は、リピーターにできるのか

観光地でお土産を販売している方、特に賞味期限があるお土産品を取り扱っているお店では、観光シーズンにどれだけ観光客が来てくれるか次第で売上が左右されてしまいます。

ですので、「リピーターを増やそう」と考えた事がない経営者様もいらっしゃるかもしれません。

最近の例で言うと、コロナショックで観光客が激減したという出来事がありました。

リピーターになっていただけないと、こういった有事の際に全く売上がなくなってしまうということになってしまいます。

つまりは、経営が若干運任せの状態になっているんです。

他にも、ゴールデンウィークのような観光シーズンに天候が悪くなっただけで、観光客は少なくなってしまったりします。

このように、意図しない形で売上が減ってしまうような状況になってしまった時、一度お土産を購入したいただいたお客様にリピーターになってもらうと、経営を安定させる事ができます。

実際の成功例もございますので、それも踏まえて情報の共有をさせていただきます。

お土産を買ったお客様にリピーターになってもらう2つの方法

一度お土産を買っていただいたお客様にリピーターになってもらうためにはどうしたらいいのでしょうか。

必要なことはたった2つです。

先に結論から申し上げますと、

  • オンライン上で直販できる仕組みを作る事
  • お土産を買ってくれたお客様のリストを取得すること

この2点が非常に重要になってきます。

それでは、1点ずつ順に説明していきますね。

1:オンライン上で直販できる仕組みを作る

お土産を買う時って、知人や会社の方に配る時もありますが、自分で食べるために買う事もありますよね。

その時に「すごく美味しい!また食べたい!」となることもあると思います。

そういった場合に、オンライン上で直販できる仕組みがあれば、またご購入いただくことができ、リピーターになってもらうことができます

見た目が綺麗でなくてもいいので、ホームページを作成してホームページ上で注文できるようにしておくことが非常に重要になります。

例えば、Shopifyのようなシステムを利用して導入いただいても構いません。

まずは、オンライン上で直販できる仕組みづくりをご検討下さい。

2:お土産を買った人のリストを作る

1つ目のオンライン上で直販できる仕組みを作ったら、次は観光客としてお土産を買ってくれた方のリストを作成します。

リストとは何かと言うと「あなたから連絡が取れる手段」の事を指します。

一昔前ですと、住所や名前・電話番号などを記入してもらったりもしていましたが、今はLINEやメールアドレスなどが主流です。

こちらから連絡できる手段を、どんどん取得してリスト化してください。

そして、新しい商品ができた場合や観光にちょうど良いシーズンになるころに、連絡ができるようにしておくのです。

リストを取得する手段としては、

例その1

レジ前に「LINEを今ご登録いただけると、無料のプレゼントをお渡しします」ですとか「10%割引クーポンをその場でお渡しします」などの提示をしてみる。

例その2

商品を袋に入れる際にチラシを一緒に封入して「次回のお買い物の際にご利用できる20%OFFクーポンです。ご購入の際にご提示いただくか、オンラインサイトのクーポン番号欄にご記入下さい」などの広告を入れておく

などの手段があります。

たったチラシ1枚でも、お客様の情報を取得してリスト化できる仕組みを作っておくことも大切です。

こういった少しずつの積み重ねで、リストを作っていって下さい。

お土産を買った観光客をリピーターにする重要性と5つのメリット

では、こういったリストを作ると、どれくらいのメリットがあるのでしょうか。

メリットは5つあります。

順を追って説明していきますね。

1:売上が安定し運任せの経営にならない

先程記載した天候や有事の際に観光客が少なくても、リストがあれば

「在庫が余ってしまっています・・・!ぜひご購入下さい。」

のような発信ができますし、オンラインでの販売の仕組みができていれば、現地に観光客が来なくても商品を買っていただくことができます。

リピーターになってくれる方が増えることで、観光客の増減に左右されない・運任せではない経営をすることができるようになります。

2:利益率が向上する

こちらから仕掛けて売ることができるようになれば、計画的に生産することができるようになります。

観光シーズンではあるものの天候がどうなるか分からない。

そんな中で過剰に生産してしまっても、販売する手段があるということになります。

そういった見込みを立てる事ができれば、製造コストを下げたり流通の無駄を省いたりすることも可能です。

また、観光シーズンだけのアルバイトさんを雇ったりすることもあると思いますが、急に雇うとなると割増賃金を払ったりして人手を確保する場合もあります。

計画生産ができれば、計画的に人を雇うことが可能になり、余剰な人件費も必要なくなります。

その結果、利益率が向上するわけです。

3:強気で経営ができる

メルマガやLINEを送るだけで一定数は購入してもらえる見込みが立っていれば、強気で生産や経営ができるようになります。

少し多めに作っておいて在庫に余裕を持たせれば、新製品の開発にかける時間を捻出することもできます。

「新製品を開発しました。現在お試し価格で販売中です。ご購入しただきアンケートにお答えいただいた方には、次回利用できるクーポンを差し上げます」

という試みをすれば、その新製品に対する忌憚なき意見を聞くことができたり、お客様が本当に気に入る商品なのかを知ることができます。

新商品は、蓋を開けてみないと売れるか売れないか湧かない側面があります。

ですので、ちょっとしたお試し商品をリピーターの方に試してもらうことで反応を見る事ができ、新製品の開発もやりやすくなります。

4:安定した雇用の創出ができる

2つ目の項目でも最後に少し触れましたが、繁忙期にはパートさんやアルバイトさんを募集することが多いと思います。

そういった場合、高い賃金が必要になってきます。

しかし、安定した生産や販売ができるということは、安定した雇用の創出もできるということになります。

いつも働いてくれるパートさんやアルバイトさんであれば、店の商品や売り方の手順なども慣れていますし、一時的に人を雇うよりもメリットは高いと思います。

5:毎日寝つきが良くなる

これは、本当にある経営者様からいただいたアンケートの声です。

私にはこの言葉がとても刺さりました。

経営が安定することによって、精神的な安定にも繋がるということです。

これも、経営者にとってはとても大きなメリットなんじゃないかと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか

今回は、観光客にリピーターになってもらおうというお話をさせていただきました。

  • リピーターを増やすために必要な2つのこと
  • リピーターになってもらうことによる5つのメリット
  • 実際に成功した例

について知ってもらい、皆様の経営の参考になればと思います!


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