こんにちは!中小企業のマーケティングパートナーの株式会社TORUSです。
今回の記事では、メルマガの適切な開封率の目安と、開封率を上げるための方法についてお伝えさせていただこうと思います。
ポイントは全部で3つ。
- メルマガの開封率を数値化している?
- メルマガの適切な開封率の目安はある?
- メルマガの開封率を上げるための方法
では、順にお話しさせていただきますね!
メルマガの開封率を数値化していますか?

「メルマガの開封率を数値化しているか」と尋ねると、多くの方が数値を出していないと答えます。
メルマガに限らず、数値化というものをしないと、どこを改善すべきかが具体的に見えてこないんです。
メルマガも改善していくことが重要
メルマガの配信を始めたというのは、あくまでスタートラインです。
そこから様々な数値を取って
- どんなメルマガのタイトルがよく開封されたのか
- どんなメルマガの内容から商品が売れたのか
- メルマガ一人当たりのLTVはどのくらいなのか
などを把握し、「より売れるメルマガ」に改善していくことが非常に重要です。
- LTVとは、Life Time Valueの略で、お客様から生涯にわたって得られる利益の事です。
その改善の方法の1つに「開封率」がありますが、開封率の数値化しないことには、改善のしようがありません。
上記した「どんなタイトルなら開封してもらたのか」「どんな内容なら商品が売れたのか」を知るということは、「どんなタイトルなら読んでもらえたのか」「どんな内容なら商品に興味を持ってもらえたのか」という指標になります。
メルマガの開封率を上げるということは、売上を上げるための最初のステップになりますので、開封率は必ず数値化しましょう。
メルマガの開封率の数値化について

多くのメルマガスタンドには、開封率を数値化する機能があります。
私はマイスピーというメルマガスタンドを使っています。
このファンマネジメントという事業も他の事業でも、全てマイスピーでメルマガの管理をしています。
マイスピーの良い点・悪い点は、また別の動画でお話しできたらと思っています。
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こちらが、実際のマイスピーの画面になります。
クリック数が3275で、クリックの割合が30.5%ということが分かります。
このような感じで、まずはあなたのメルマガ配信スタンドで、開封率を数値化することから始めましょう。
メルマガの適切な開封率の目安はある?

開封率を数値化するというお話をさせていただきましたが、では次に「メルマガの適切な開封率の目安はあるのか」という点についてお伝えしようと思います。
これは、直接数値で「このくらいあればOK」という判断は難しいです。
何故かというと、どこにどの分野でメルマガを発行しているのかによるからです。
ある一定の目安はある
「Benchmark Email ユーザー対象:業種別・地域別(国別)メール平均開封率・クリック率・エラー率レポート(2022年1月時点)」というものがあります。
もう少し経てば2023年版も出るかもしれませんが、本記事執筆時は2022年1月現在のデータが最新ですので、ひとまず今回は2022年度版でお話を進めさせていただきます。

こちらを見ていくと、やはり平均開封率は分野によって差があります。
例えば、「広告」だと21%ですが、「教育」だと29%の開封率と10%弱の差があります。
私自身も教育系のメルマガを配信していますが、開封率は大体35%程度です。
若干の差はありますが、大体の目安としては私の経験とも一致している数値ですので、上記サイトを参照していただければと思います。
メルマガの開封率ってこんなに低いの?
この表を見た時「メルマガの開封率ってこんなに低いの?」って思いませんでしたか?
メルマガを始めようと思い立った時は、メルマガを送れば全員が全員読んでくれると思いがちなんですが、実はこれが現実です。
メルマガ登録者の内の20%から30%の人しか、あなたのメルマガは見られていません。
全ての人がメールを読んでくれるわけではないのです。
みなさんも、届いたメルマガの全てに目を通していますか?
恐らくそこまで見ていませんよね?
開きもせずにごみ箱に入れて、未読件数が1000件とかになってる人とかも結構いるのではないでしょうか。
それと同じで、あなたのメルマガだけが特別で全員絶対読むという事は、まずあり得ません。
読者はその時のタイミングによって、必要な情報を取捨選択して読むかごみ箱に入れるか未読にするかという事を決めています。
メルマガの開封率を上げるための3つの方法

では、メルマガの開封率を上げるには、どのようにしたらいいのでしょうか。
- 最初の3通ほどであなたのメルマガの価値を分かってもらう
- ほぼ毎日メールを送る
- 「このメルマガが不要なら解除してください」と毎回メールに入れる
具体的には上記の3つの方法があります。
私自身が今現在やっている方法で、いろいろな試行錯誤をした結果たどり着いた方法になります。
順番にお伝えさせていただきますね。
1:最初の3通ほどであなたのメルマガの価値を分かってもらう
今は、誰でも簡単にメルマガ配信が可能な時代です。
月に3,000円から10,000円くらいのメルマガスタンドと契約さえすれば、誰でもメルマガ配信が可能です。
ですので、多くのメルマガの中から、あなたのメルマガを読む価値を読者様に感じてもらわないといけません。
これは、最初の1通目が非常に重要です。
登録してすぐの1通目のメルマガが最もよく読まれるものになります。
その後徐々に開封率は悪くなってしまいます。
ですので、最初に最も読まれる1通目のメールを含めて3通目くらいまでで高い開封率を維持して、あなたのメルマガの価値を理解してもらえるようにする必要があります。
では、具体的にどうすればいいいかと言うと、無料プレゼントを送ることは大前提です。
要は、「メルマガに登録したらこれがもらえます」という具体的なものが必要です。
そして、これは「無料だから適当なものでいい」というものではなく、1万円くらい払ってもいいと思えるような価値のある無料プレゼントを用意して下さい。
無料だからといって手を抜いてはいけません。
なぜかというと、「プレゼントがゴミのようなものであれば、メルマガの内容もゴミみたいなものなんだろう」って思われてしまうからです。
「こんなにすごい無料プレゼントがあるんだったら、他にも何かお得なものがこのメルマガには書いてあるんじゃないか」
と期待させるようなプレゼントでないといけないという事です。
2:ほぼ毎日メールを送る
あなたは、相手との関係性で、どれだけ話を真剣に聞くか決まったりしませんか?
好きな人や尊敬している人からの話は興味のない内容であっても真剣に聞いてしまったり、嫌いな人からの話は適当に聞き流してしまったり。
それと同じで、メルマガも「誰からのメルマガなのか」という事がとても重要になります。
つまり、メルマガを読んでもらえるようになる為には、あなたのファンになってもらう必要があるという事です。
では、具体的にはどうすればいいのかというと、すぐできることは「ほぼほぼ毎日メールを送ってみる」という事です。
私が実際に別の事業で多くのお客様に言われた事なのですが、
「どうして弊社の商品を購入してくださったんですか?」とお尋ねすると
「こんなにこまめにメールを送る人は信頼できると思ったから」
と言ってもらえた事があります。
1人2人ではなく、多くの方にそういう風に言ってもらえました。
ですので、メールの内容がちゃんとしているというのは大前提の上で、さらにこまめにアクションが取れると分かってもらえれば、「この人に仕事をお願いしても良さそうだな」と思ってもらえるということになります。
毎日送るメルマガの内容は、毎回有益な情報だけじゃなくてもいいんです。
あなたのパーソナルな部分もメルマガとして送っていいと思います。
読者様は意外とあなた自身の事も知りたいと思っているので、趣味とかその日の出来事とかを配信するというのも、非常に有効になります。
例えば、好きなサッカー選手がいるとして、そのサッカー選手がどんな日常を送っているのかとか、どんな映画を見に行ったのかとか、どんな本を読んでいるのかとか、自分とどんな共通点があるのかとか、好きな人の事ならいろいろ知りたいと思いませんか?
それと同じで、あなたの商品やあなたが持っている価値とは別で、あなた自身がどうやって過ごしているのか、どんな事を考えているのか、どんな行動をとっているのかを配信するという事は、あなたのファンになってもらう為の手段として有効です。
3:「このメルマガが不要なら解除してください」と毎回メールにつける
メルマガで一番ダメな事は、あなたのメルマガが迷惑メール扱いになってしまうことなんです。
「もう必要ないのに解除フォームが見当たらない。だったら迷惑メールフォルダに入れよう。」という行為を多くの人が行ってしまうと、インターネット上であなたのメールは迷惑メールの可能性が高いと判断されてしまい、勝手に迷惑メールフォルダに振り分けられるようになってしまいます。
これが一番NGです。
ですので、メルマガが不要な方には解除してもらうことが重要になってきます。
その為に、「このメルマガが不要な方は、メールの一番最後にある解除フォームから配信解除をお願いします」という一文を、必ずメールの冒頭につけましょう。
メールの冒頭です。
私は必ずつけています。
そして、一番下に解除フォームもちゃんと設置してあります。
読者様が減ってしまうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、メールは読まれなければ意味がなくて、読まない人が多くいてもしょうがないんです。
ですので、不要なら不要でいいので解除してくださいとちゃんと伝えてあげることが、非常に重要になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- メルマガの開封率を数値化することの必要性
- メルマガの適切な開封率の目安はあるのか
- 開封率を上げるための具体的な3つの方法
についてお伝えさせていただきました。
皆様のメルマガ配信の参考にしていただければと思います!
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