メルマガとLINE公式アカウントの使い分け！メリットとデメリットの比較をしよう

今回は、メルマガとLINE公式アカウントの使い分けにと、それぞれのメリットとデメリットを比較していきます。

主に、

• メルマガとLINE公式アカウントの大きな違い
• メルマガとLINE公式アカウントのメリットデメリット
• メルマガとLINE公式アカウントはどう使い分ければいいの？

という３点について説明していきます。

では、早速始めさせていただきます！

メルマガとLINE公式アカウントの大きな違い

メルマガとLINE公式アカウントには

メルマガ	LINE公式アカウント
独自のシステムを構築している	LINE社の仕組みの上に成り立っている

という大きな違いがあります。

メルマガを配信するにはメルマガスタンドというものを使います。

メルマガスタンドは、どこか特定の会社しかないのではなく、何社も存在します。

私はマイスピーというメルマガスタンドを使っていますが、例えばエキスパというメルマガスタンドを利用している方も、私の周りに結構いらっしゃいます。

そういったメルマガスタンドと契約をして仕組みを構築して配信しているのがメルマガです。

家や土地で分かりやすく例えると、土地を契約して、ドメインと呼ばれるURL＝住所を獲得して、そこでメルマガスタンドが提供してくれる仕組みを自分仕様に構築しながら、メールを配信しているようなイメージです。

一方、LINE公式アカウントは、LINE社が作った仕組みを借りて配信をします。

ですので、LINE社が持っている賃貸マンションの一室を借りて、そこから情報発信をしているイメージです。

ですので、何かLINE社の規約や規則に反する発言があったりルールを守らないと、アカウントそのものが消されてしまう事があります。

実際に私の周りでも、ある日突然アカウントがBANされた例も聞いたことがあります。

「自社のオウンドメディアを構築する＝持ち家を作る」か「SNS各社のサービスを借りる＝賃貸物件を借りる」か。

ここが大きな違いとなります。

メルマガとLINE公式アカウントのメリットデメリットを比較

違いが分かったところで、ではメルマガとLINE公式アカウントのメリットデメリットについて比較してみようと思います。

メルマガのメリット

まずは、メルマガのメリットとデメリットについて比較してみたいと思います。

その１：資産として保有しつづけることができる

メルマガのメリットは、あなたが消さない限りメールアドレスはずっと保有し続けられる事です。

これは結構重要で、メールアドレスがあなたの資産になるんです。

メールアドレスを使ってメルマガを発行して何らかの営業をした結果売上が立てられれば、そのメールアドレス自体に資産価値があるという事です。

ですので、アカウントが消される心配がなく資産として保有し続けることができる事は、１つのメリットと言えます。

その２：長い文章で深い内容を伝えることができる

２つ目のメリットは、長い文章や深い文章、深い内容を伝えることができる点です。

メルマガ登録って、読者様にとっては多少ハードルが高いんです。

自分のメールアドレスや名前を入力するということは、自分の情報を第三者に渡すという事なので、それ相応に覚悟して登録をしてくれています。

一方、公式LINE登録だと、手間が全くありません。

ですので、その手間をかけてでも登録をしてくれて、なおかつそのメールをちゃんと読んでくれる人はファンになってくれる可能性が高くなります。

メルマガのデメリット

メルマガのデメリットは、開封率が低いという点です。

良くても35%程度、通常だと30%を下回ることが結構多いという実感です。

また、迷惑メール判定されてしまう可能性があります。

読者様の多くが迷惑メールフォルダにメールを入れてしまうと、「あなたから届くメールは迷惑メールの可能性が高い」とインターネット上のAIが判断してしまい、本当は読みたい読者様の受信ボックスにもメールが届かなくなる可能性があります。

この件に関しましては下記の記事でお伝えさせていただいておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

LINE公式アカウントのメリット

では、次はLINE公式アカウントのメリットとデメリットの比較をしてみたいと思います。

その１：登録のハードルが低い

登録のハードルが低いことです。

QRコードを読み取ったりURLをタップするだけで、友達登録ができてしまいます。

メルマガと違って、自分で情報を入力する必要がないということが、登録のハードルを低くしています。

その２：開封率が高い

2つ目は、開封率が高いことです。

あるデータによると、LINE公式アカウントからのメッセージの開封率は、65%以上になるという結果が出ています。

メルマガの2倍以上あります。

メルマガよりもLINE公式アカウントの方が読んでもらえる可能性が高いということになります。

その３：自動メッセージ機能が使える

3つ目は、自動メッセージ機能を作ることができる点です。

例えば、アンケートを取るような形式にして、読者様がタップした項目によって、読者様にとって適切な情報をお伝えすることができます。

例えば、アンケートで

「メルマガ構築に興味がありますか」
「LINE公式アカウント構築に興味がありますか」

という2択のアンケートを取って、それぞれ選んでもらった項目に沿って

メルマガ構築に興味がある人にはメルマガで
LINE公式アカウント構築に興味がある人にはLINE公式アカウントで

情報をお届けしたりすることは現実的に可能です。

この情報提供の仕方を変えることが、LINEだとより簡単にできるという点がメリットになります。

LINE公式アカウントのデメリット

デメリットは以下の３つになります。

その１：アカウントが削除される可能性がある

LINE社の規約やルールに則って運営を行わないと、アカウントが削除される可能性があります。

上記した賃貸マンションの例で言えば、喫煙禁止というルールの賃貸物件で喫煙してしまえば強制退去になります。

これは当然ですよね。

その２：気軽にブロックされる

１回のタップでブロック可能なので、あっさりとブロックされてしまうことがあります。

その３：長文に向いていない

LINEはみんな気軽に使いたいツールだと思います。

ですので、ガッツリとした内容の情報を伝えるのには向いていません。

気軽にちょっとしたお得情報を知りたい程度の人が多いので、購買意欲が低い方が多いという点を意識しておいた方が良いと思います。

メルマガとLINE公式アカウントは、どう使い分けるべきか

前項のようなメリットデメリットがあるという事が分かったところで、では「どう使い分けるべきか」について考えてみたいと思います。

「お互いのメリットを活かしてデメリットを補うような使い分けをする」

という使い方が一番良いのではないかと思っています。

視点としては３点。

この３点で考えていきます。

登録しやすいかどうかという視点

登録しやすいかどうかで言うと、LINE公式アカウントの方が登録へのハードルが低いので、登録してもらいやすいです。

ですので、まずはLINE公式アカウントに登録してもらって、そこからメルマガへの登録を促すような形として使用するのも一つの手段だと思います。

メルマガ登録を促す際には、無料プレゼントを作ることが重要になってきます。

無料プレゼントは２つ用意してください。

１つはLINE公式アカウントに登録してもらうためのプレゼント

もう１つはメルマガに登録してもらうためのプレゼントです。

そうすることで、どちらも登録していただける可能性は高くできると思います。

ファン化に繋がりやすいかという視点

ファンになってもらうという視点で考えると、メルマガの方がファン化しやすいんです。

これは、長文でお伝えできる点だったり、登録のハードルを乗り越えてまで登録してくださったという点からすると、メルマガ登録をして下さった方はファンになっていただける可能性が高くなります。

ですので、LINE公式アカウントはあくまで「入り口」として考えて、日々の読者様との繋がりや関係性の構築はメルマガで行っていくと良いと思います。

資産構築になるかどうかという視点

資産構築という点で考えると、メルマガしか資産にはなりません。

いくら賃貸マンションに長く住み続けても、その賃貸マンションは自分のものにはなりません。

ですので、LINE公式アカウントにいくらお友達がいたとしても、LINEというサービスがなくなった時点でそのお友達はいなくなってしまうという事になります。

そういった点を考えると、やはり最終的にはメルマガに誘導していくことが非常に重要になってきます。

使い分け方のまとめ

LINEは今では重要なインフラの１つになりつつありますが、今後もずっとそのままかというと、それは誰にも分かりません。

LINEは他の国の会社が作っているシステムですが、いつか日本のどこかの会社が日本のインフラの中心になるようなシステムを作る可能性はあるんじゃないかなと思っています。

ですので、入り口はLINE公式アカウント→その後はどうにかしてメルマガに誘導するという使い分けをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

• メルマガとLINE公式アカウントの違い
• メルマガとLINE公式アカウントのメリットとデメリット
• メルマガとLINE公式アカウントの使い分け方

について説明させていただきました。

この記事を読んでいただき、上手く使い分けをしていただきながらファンを増やしていってもらえたらと思います！