こんにちは!中小企業のマーケティングパートナーの株式会社TORUSです。
今回の記事では、オンラインとオフラインを組み合わせたマーケティング戦略について解説をしていこうと思います。
この記事を読んでいただくと、
- オンラインとオフラインを掛け合わせると何が起きるか
- オンラインとオフラインの強み・弱み
- オンラインとオフラインを掛け合わせるための3ステップ
について知っていただけると思います。
では、早速始めさせていただきます!
オンラインとオフラインのシナジー

オンラインとオフライン、それぞれ予算があると思いますが、これを両方とも使う事によって何が起きるでしょうか。
実は、ちょっと売上が上がるとか、その程度の話ではないんです。
劇的に売上を上げる事が可能です。
なぜかというと、相乗効果が生まれるからです。
単純に足し算ではありません!
オフラインでしかやっていませんという事業所が結構多いと思いますが、実はそれはとてももったいない事なんです。
上手くオンラインとオフラインの良いところを組み合わせていく事で、掛け算のように売上を伸ばすことが可能です。
オンラインの強み・弱み、オフラインの強み・弱みがそれぞれありますので、それをまず理解することで、売上を倍々で増やしていくことができます。
オンラインとオフラインを掛け合わせた実際の例

実際に、私が携わった事業所の例をお話ししたいと思います。
この事業所は、観光地でお土産屋を営んでいます。
観光業界ではSNSを使っているところが多いと思いますが、この事業所は基本的にはオフライン、つまり店舗でお土産を売っているという形態でした。
ここにオンラインを取り入れるという試みをしていき、売上を3倍に増やす事ができました。
実は、この事業所は17期連続で売上がずっと赤字だったんです。
ですが、オンラインを取り入れて2期目で黒字化に成功しています。
今までオフラインでしかやっていなかった。
それでもお客様が来て下さって商売としては成り立っていたというところは、なおさらオンラインを取り入れる事をおすすめします。
オンラインを取り入れたことによって売上が爆増するというのは、よくあることなんです。
ですので、ぜひどちらか一方だけを行うのではなく、両方を上手に掛け合わせていくことを目指してみて下さい。
オンラインマーケティングとオフラインマーケティングの特徴

オンラインとオフラインを掛け合わせるにあたっては、それぞれの強み・弱みを知ることが重要になってきます。
次は、それぞれについて解説していきたいと思います。
オフラインマーケティング
まずは、オフラインから説明していきます。
オフラインの強みは、実際に足を運んでいただけるという点です。
店舗に来ていただき、実際の商品を手に取ってもらったり見てもらうことで、よりコアなファンになりやすいという点がオフラインの強みです。
また、実際に顔を見て接客をすることで、直接情報収集をすることができます。
その結果、こちらからアプローチするための情報を得ることができる点もオフラインの強みとなります。
逆に、オフラインの弱みは、気軽さがないことです。
実際お店に足を運んでもらうという事は、実はハードルが高いんです。
この点が弱みと言えます。
また、上限があるという点が弱みとなります。
例えば飲食店ですと、1日のお客様の回転数には限りがでてきてしまいます。
観光のオフシーズンであれば当然売上は下がると思いますが、ゴールデンウィークなどのトップシーズンでも、どうしても上限に縛られてしまうんです。
1日の売上の上限が決まってしまっているという点がオフラインの弱みでもあります。
オンラインマーケティング
次に、オンラインの強み・弱みについてお話ししていこうと思います。
オンラインの強みは、気軽に購入してもらうことができる点です。
購入してもらうことができれば、そのお客様の情報を得る事ができ、顧客をリスト化することが可能です。
また、場所に縛りがありません。
全国、どこに住んでいる方でもお客様になってもらえます。
さらに、売上の上限もありません。
在庫がこれ以上作れないというような話であれば別ですが、オフラインのようなお店のキャパシティなどの上限はオンラインにはありません。
一方で、オンラインの弱みは、コアなファンになってもらいにくいという点です。
直接話すのと電話で話すのとでは、どちらが相手の気持ちが分かりやすいでしょうか。
当然、直接会って顔を合わせてお話しした方が、分かりやすいですよね。
お客様の表情や温度感がオンラインでは分からないので、お客様のニーズが非常に掴み辛くなります。
この2点がオンラインの弱みです。
2つを比較してみましょう
この、オンラインの強み・弱みとオフラインの強み・弱みを並べてみましょう。
実際図にして並べてみました。

こちらを見比べていただくと分かりやすいと思いますが、オフラインの強みはオンラインの弱みでもあるし、オフラインの弱みはオンラインの強みでもあるんです。
この構図を上手く利用して、お互いの強いところだけを活かしていくことができるという事です。
オフラインではコアなファンになってもらいやすく、オンラインではコアなファンにはなってもらいにくい。
そうであれば、コアなファンになってもらうことは、オフラインでやりましょう。
そして、オンラインの全国どこでも買ってもらえる、または気軽に購入してもらえるという強みを活かして、観光から帰った後にも買ってもらうような仕掛けを作れば、オフラインの実際に足を運んでいただくというハードルを下げることができます。
オンラインとオフラインに強みをそれぞれ活かしていく。
これをぜひやってみて欲しいと思います。
オンラインとオフラインの統合の3ステップ

では、具体的にどのように掛け合わせていったらいいのでしょうか。
統合のステップについてお話していきたいと思います。
Step1.店舗での集客
直接お客様と関わることができるオフラインは、やはり強いんです。
ですので、店舗はアンテナショップとして使うことをおすすめします。
実際に先程お話しした事業所も、実際に足を運んでくれたお客様をオンラインに繋げるということをしています。
実際に物を見たり触ったり経験してくれたお客様は、帰ってからも思い出したりとか、また行ってみようかなと思ったりとか、ファンになってくれやすいんです。
オフラインのアンテナショップでお客様の心をぐっと掴む。
そんなイメージで、アンテナショップとしてまずは集客をします。
Step2.顧客のリスト化
次に、そのお客様がオンラインでも注文できるように仕掛けていく必要があります。
ここからはオンラインの強みを活かしていくことになります。
メルマガや公式LINEに登録してくれたお客様にはプレゼントを差し上げたり、お得な情報がゲットできるなどの特典を作って、お客様の情報をリストにしていきます。
そして、その時にお土産として商品を買ってもらうだけでなく、その後もリピーターになっていただくことで、売上の基盤を安定させたり、こちらが売りたい時にこちらからアプローチして商品を買ってもらうことができます。
こういった仕組みや仕掛けを作っていくことを、顧客のリスト化と呼んでいます。
Step3.オンラインでの販売
そして3番目に、このリストを用いてオンラインで販売していきましょう。
つまりリピートしてもらうということです。
リピートしてもらうということで、オンラインとオフラインを統合させていくことができます。
オンラインとオフライン、それぞれの弱点を補完しあうことができるのが、この3ステップとなります。
まとめ
このステップで、お客様をリピーターにするということに成功したり、売上を伸ばす、あるいは黒字化していくことができたという事業者さんが実際に存在しています。
ぜひこの記事を参考にしていただいて、オンラインとオフラインを掛け合わせるということを意識してもらえばと思います。
今回の記事が、何かのお役に立ちきましたら幸いです!
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