こんにちは!中小企業のマーケティングパートナーの株式会社TORUSです。
この記事では「リピーター獲得の重要性とは?成功事例はどこがある?」としてお伝えします。
リピーターの獲得が大事だということは、経営をしていると必ず耳にする話かなと思います。
しかし、リピーター獲得がなぜ重要なのか、そして、リピーターを獲得するために重要なことはなんなのか?ということはあまり気づいていない方もいるのかなという印象です。
そのため今回の記事では
- リピーターはなぜ重要なのか?
- リピーターを獲得するために重要なこと
- お客様を強制的にリピーターにする商品作り
- リピーター獲得の成功事例
をお伝えしていきます!
リピーターはなぜ重要なのか?

リピーターとは、あなたの会社の商品を繰り返し購入してくれるお客さんのこと。
事業を継続する上で避けれないのは「リピーター」の獲得と言われていますが、なぜリピーターがそこまで重要なのでしょうか?
リピーター獲得が重要な3つの理由
リピーターの獲得が重要である理由は、
- 自社の売上の安定化を支えてくれる
- 集客コストが削減できる
- 新規顧客の獲得のための声をもらえる
上記の3つが考えられます。
自社の売上の安定化を支えてくれる
まず、リピーターを獲得することで、自社の売上の安定化につながります。
パレートの法則の通り「売上の8割は2割の優良顧客から」生まれます。
その優良顧客というのは、言い換えればリピーターということです。
もしあなたの会社の売り上げが安定していないならリピーターが少ない可能性がありますね。
集客コストが削減できる
そして、リピーターへの商品提供で集客コストが削減できます。
商品を販売するには、まずはお客さんを集客しなければなりません。
その際に、新規の顧客を集めることはとてもコストと時間がかかるもの。
新規のお客さんがあなたの会社の商品に対してお金を払ってくれるまでには、とても時間がかかるんです。
新規顧客の獲得のための声をもらえる
そして、リピーターがいることで新規顧客の獲得のための声をもらえますよね。
リピートをしてくれるということは、自社商品に満足してくれているということ。
アンケートなどをお願いすることで、お客様の声を獲得することができます。
その声を新規顧客獲得のための声として使うことで、新規顧客集客がやりやすくなるんです。
リピーターを獲得するために重要なこと

では、リピーターを獲得するために必要なことはなんでしょうか?
とてもシンプルなことなのですが、「もう一度商品を買ってください」と声をかけることができる体制を整えることがとても重要です。
つまり、マーケティング的に言い換えると、リストを持つことです!!
リピーター獲得に重要なリストとは?
リストとは、お客様の連絡先のこと。
連絡さえできればいいので、それがどんな形式であっても良いのです。
メールアドレス、住所、電話番号、Lineなど、お客様に連絡する手段はたくさんあります。
とにかく、「自分からお客様にアプローチできる連絡手段」を整えることが重要なのです。
なぜリストがあるとリピーターが獲得できるのか?
なぜリストがあるとリピーターが獲得できるのでしょうか?
その理由は「こちら側から情報をプッシュできる」からです。
例えば、新商品を販売することになったとき。
リストがなければ、新商品を販売したとしても、お客さんに知らせる術がありません。
(店舗であれば)お客さんがたまたま通り掛からないと新商品が出たのだと気付かない訳です。
反対にリストがあれば、新商品を販売したことをお客さんに周知できます。
(店舗であれば)一定数のお客さんは「新商品出たから今度行ってみよう」という行動に出てくれますよね。
お客さんがあなたの商品をもう一度購入しない理由
なぜ「自分からお客様にアプローチできる連絡手段」が重要なのか。
それは、お客さんがあなたの商品をもう一度購入しない理由を考えてみると良いです。
お客さんがあなたの商品をもう一度購入しない理由は、商品やサービスが悪かったから…ではなく、単に存在を忘れているからです。
例えば、あなたは3ヶ月前にランチで行ったお店を覚えているでしょうか?
よっぽど感動したお店じゃなければ、今言われるまでその存在を忘れていたはずですし、そもそも思い出せないという方も多いのでは。
だからこそ、一度来ていただいたお客さんをリスト化して継続的に情報を提供し、忘れられないようにすることが重要なんです。
お客様を強制的にリピーターにする商品作り

リストを獲得して、そのリストに情報を提供するだけでもリピーターは一定数出てくるはずです。
それに加えて、「お客様を強制的にリピーターにする商品作り」をしていくとなお効果的。
お客様を強制的にリピーターにする商品とは、サブスクリプションサービス(月額課金制サービス)のこと。
例えば、NetflixやAmazon primeなどなど、あなたもどれかの月額課金制サービスを使っているんじゃないかなと思います。
そういったサブスクリプションサービスを、あなたの会社でも商品として作ればいいのです。
ちなみに、私が考える伝統的な最強のサブスクリプションサービスは、家賃収入です。
なので、ビジネスで得た利益の一部で不動産を購入してサブスクリプション型の収入を得る戦略もありかなと思います。
リピーター獲得の成功事例

では、リピーターを獲得することで成功した具体的な事例はあるでしょうか。
多くの方が知っている企業としては、マイクロソフトが挙げられます。
多くのビジネスマンが使う、WordやExcelやPowerPoint。
かつてWordやExcelは買い切りサービスだったことを覚えていますか?
こういうのが家電量販店で売られていたんです。

今では、「Microsoft 365」としてサブスクリプションサービスとなっています。
年額12,984円なので、月額に直せば1,000円ほど。
これであれば、かなり多く方が「払ってもいいかも」と思うんじゃないかなと。

このマイクロソフトのサービスは、2020年時点では4,000万ユーザーが使っているということです。
1ユーザーあたり平均年間1万円支払っていると仮定すると、4000万ユーザーがいれば、年間4,000億円の売り上げが確定するということ。
このユーザー数は年々増えており、マイクロソフトの2021年のAnnual reportをみると、Microsoft 365 サブスクリプションの収益により、4 億 7,400 万ドルの増加につながったとのことです。

きっと、Microsoft 365がなくならない限り、マイクロソフトという会社は無くならないだろうと思います。
リピーター獲得に対して大事な考え方として、マイクロソフトのような大企業でもリピート獲得に舵を切っているということ。
私たちのような中小企業なら、なおさらリピート獲得に力を入れる必要がありますね。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では「リピーター獲得の重要性とは?成功事例はどこがある?」としてお伝えしました。
- リピーターはなぜ重要なのか?
- リピーターを獲得するために重要なこと
- お客様を強制的にリピーターにする商品作り
- リピーター獲得の成功事例
といったことが理解できたのなら幸いです!
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