「貸借対照表(B/S)」と「損益計算書(P/L)」の違いとは?わかりやすく解説

こんにちは!中小企業のマーケティングパートナーの株式会社TORUSです。

財務諸表を理解することは、ビジネスの世界で非常に重要です。

「貸借対照表(B/S)」と「損益計算書(P/L)」は、企業の健康状態とパフォーマンスを把握するために欠かせないツール!

しかしこの両方は、初心者にとって少し難易度の高い内容かもしれません。

この記事では、財務諸表の基本を簡単な言葉で解説します!

財務初心者でも、企業の経済的状況を理解できる内容となっています。

さあ!ビジネス財務の一歩を踏み出しましょう!

経営の不安をなくし、利益を確実に残す方法とは?

1年で売上2.9倍
2年で黒字化
3年で売上4.5倍
実例をもとに、 データ活用×経営戦略 のノウハウを無料公開!

「貸借対照表(B/S)」と「損益計算書(P/L)」基本の理解

貸借対照表(B/S)とは?

貸借対照表は、ある特定の時点での企業の財務状態を示すものです。

簡単に言うと、

  • 会社が持っているもの(資産)
  • 会社が他人に借りているもの(負債)
  • 会社の持ち主が持っている部分(自己資本)

    をリストアップしたもの

損益計算書(P/L)とは?

損益計算書とは、一定期間(通常は1年)にわたる企業の収益性を示します。

  • 収益)会社がどれだけの収入を得たか
  • 費用)どれだけのお金を使ったか

が記載されています。

この差が純利益/純損失となります。

会社がその期間にどれだけお金を稼いだか(または損したか)を示すものです。

両者の主な目的

それぞれの目的を見てみましょう!

【貸借対照表】:ある時点での企業の財務状態を一目で把握すること
その時点での「スナップショット」を提供

【損益計算書】:企業の一定期間内における収益性や効率性を評価するために使用
「特定期間の動画」のようなもの

です。

貸借対照表(B/S)のキーポイント

資産の構成要素

資産には企業が所有するもの

(例)

  • 現金
  • 在庫
  • 不動産

など、価値のあるものすべてが含まれます。

これらは一般に、

  • 流動資産(短期間で現金化可能なもの)
  • 固定資産(長期的な価値を持つもの)

に分けられます。

資産の合計は、企業がどれだけの価値を持っているかを示します。

負債と自己資本の違い

負債:企業が外部から借り入れた資金や支払うべき金額を指します。

自己資本:企業の所有者や株主が投資した金額+過去の利益の蓄積。

負債+自己資本=資産の合計

企業が持っているものは、それをどうやって手に入れたかによって賄われているということ、を意味します。

貸借対照表のバランスの理解

貸借対照表の名前が示す通り、

資産=負債+自己資本:常に一致

これは「会計の基本方程式」とも呼ばれ、企業の財務のバランスが保たれていることを示します。

このバランスから、企業の財務健全性やリスクの度合いを評価することができます。

損益計算書(P/L)の重要ポイント

収益と費用の区分

損益計算書は、

  • 企業がどれだけの収益を上げたか
  • どれだけの費用がかかったか

を見ます。

  • 収益:商品やサービスの販売から得られるお金のこと
  • 費用:その収益を得るために必要だったお金のこと

例えば、

  • 材料費
  • 人件費 など

この二つの差が、最終的に企業がどれだけ利益を得たか、または損失を出したかを示します。

純利益の計算方法

純利益(収益ー費用)=「手取り」

のようなもの。

企業が実際に稼いだお金の量を示します。

純利益は会社の効率性・収益性を評価する上で、非常に重要な指標!

高い純利益は、企業が収益を上げるのに成功していることを示しています。

収益性の評価

損益計算書を見ることで、企業の収益性を評価することができます。

収益性とは、

  • 企業がどれだけ効率的に収益を上げているか
  • 運営がどれだけ効果的であるかを示す指標

収益が費用を上回っている→企業は健全な運営をしているといえます。

費用が収益を上回っている→改善の余地があることを示しています。

貸借対照表と損益計算書の連携

財務健全性の把握

貸借対照表と損益計算書は、それぞれ企業の財務状態の異なる側面を示しています。

この2つはかなり密接な関係性!

損益計算書の純利益は、

貸借対照表の自己資本に影響を与える

企業が利益を上げる

自己資本の増加+財務健全性の向上につながる

これら二つの諸表を連携させることで、企業全体の財務状態をより深く理解することができますよ!

業績評価のための連携

財務諸表を使えば、企業の業績を時系列で比較することができます!

例として、複数年にわたる損益計算書を分析することで、

  • 企業が成長しているか
  • 収益性が低下しているか

を判断することができます。

同様に貸借対照表を使い、企業の財務構造が時間とともに、どのように変化しているか?を評価することも可能です。

まとめ

この記事では、

  • 貸借対照表(B/S)
  • 損益計算書(P/L)

の基本的な違い、重要ポイントについて簡単な言葉で解説しました。

  • 貸借対照表は企業の財務状態のスナップショット
  • 損益計算書は一定期間の収益性

を示しています。

これらを理解することは、企業の健全性やパフォーマンスを把握する上で非常に重要ですよ!

初心者でも財務諸表の基本を理解することで、ビジネス世界の本質を見抜くことができるでしょう。


「頑張っているのに、なぜ売上が伸びないのか?」

あなたのビジネスが伸び悩む原因をデータで解決!
著書『「苦しい」が「楽しい」に変わる経営戦略』今だけ無料プレゼント!

  • 新規集客がうまくいかない理由と改善策がわかる!
  • 売上アップに欠かせない5つの指標を徹底解説!
  • 1.9倍の売上増・初月378万円UPを実現した事例を公開!

期間限定&先着100名様
あなたの経営を変える一冊を、今すぐ手に入れてください!

記事をSNSでシェアする
  • URLをコピーしました!