鳥羽にお城があったことはご存じですか?
その名も、鳥羽城跡!!
グルメや海、温泉が有名な鳥羽ですが、実は観光スポットもたくさんあるんです♪
たくさんある観光スポットの中で、歴史を感じられ、景色が良い、とっても素敵な場所・・・
今回は、鳥羽城跡と、鳥羽城跡を語る上では外せない九鬼水軍の魅力をご紹介いたします。
近隣の観光地も併せてご紹介するので、ご旅行の参考にしてみてください!
【鳥羽エリアの観光地について、まとめ記事はこちらからどうぞ!】
九鬼水軍の城・鳥羽城
鳥羽城とは
鳥羽城は、水軍を率いて活躍した「九鬼嘉隆」が、文禄3年に築いた城です。
鳥羽城は水軍のお城で、周囲を海に囲まれた城なので、「海城」と言われています。
大手門が海側に突出して造れらるという、全国でも珍しい形のお城です。
九鬼氏が国替えによって鳥羽を離れ、城主が内藤氏と替わり、三代続きます。
その後は、土井、松平、板倉、戸田(松平)、稲垣氏と短期間に城主が入れ替わり、その間も、幾度となく災害に見舞われます。
宝永4年(1707年)に、大地震による津波で石垣や城壁が大破し、その後の津波でも被害がでます。
明治の廃藩置県により、建物は「無用の長物」とされ、取り壊されました。
その後、二の丸跡には旧鳥羽小学校が建てられ、本丸跡は同校のグラウンドとして利用されました。
鳥羽城の見どころ
鳥羽城は、海に囲まれて造られた城なので、特徴はなんといってもその圧巻の景色。
本丸跡からは鳥羽湾が一望でき、九鬼嘉隆の首塚のある答志島が見えます。
鳥羽城跡は、城山公園として整備され、春には桜の名所となり、海の青と桜のピンクのコントラストを楽しめます♪
「ハートTOBA」のモニュメントは、インスタ映えスポットしても大人気。
歴史を感じながら、海を近くに感じられるお城です!!
鳥羽駅からのアクセスも良いので、ぜひお出かけください!
御城印
全国のお城や城跡を訪れた時の証としていただく「御城印」。
もちろん、鳥羽城跡にもあります!!
購入場所を3か所ご案内いたします。
・鳥羽市観光協会
〒517-0022 三重県鳥羽市大明東町1-7
時間:8:30~17:00
定休日:土日祝、年末年始
・鳥羽市観光案内所
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1-8-13 鳥羽駅構内
時間:9:00~17:30
定休日:無休
・鳥羽歴史文化ガイドセンター
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1-10-48
時間:9:00~16:00
定休日:火曜日、年末年始
料金:300円
販売方法:書き置き(印刷)
3か所も販売場所があるのはうれしいですね♪
ぜひ、御城印をゲットしてみてください!!
鳥羽城を築いた「九鬼水軍」とは
水軍とは
鳥羽城を築いた、九鬼嘉隆が率いた九鬼水軍。
水軍は江戸以降に用いられるようになった表記で、それ以前の古文書では、「海賊」と呼ばれていました。
「海賊」といわれると悪いイメージですが、昔の人が呼んでいた海賊とは、海のスペシャリスト、海上で戦う集団のことです。
もちろん、戦うだけではなく、海の安全や交易も担っていました。
九鬼 嘉隆とは
九鬼嘉隆は南北朝の動乱以降に、志摩地方に勢力を伸ばした水軍の大将。
織田信長が天下統一を目指す過程で、苦心していた長島の一向一揆などで水軍も率いて数々の戦績をあげ、その功績により、伊勢・志摩国のうち3万5千石を賜りました。
織田信長の死後は、豊臣秀吉に仕えます。
日本丸という大型軍船を造り、朝鮮出兵時には軍を率いて参軍しました。
その後、嘉隆は、家督を子供の守隆に譲り隠居します。
が、関ヶ原の戦いでは、家を守るために、守隆は東軍、嘉隆は西軍に分かれて戦うことになります。
答志島の九鬼嘉隆の首塚
西軍の敗北後、嘉隆は答志島に逃げました。
守隆の決死の助命願いも虚しく、答志島の洞泉庵にて切腹します。
嘉隆の「鳥羽城の見えるところに埋めてくれ」との遺言どおりに、鳥羽城を一望できる築上山に埋葬されました。
現在も答志島には、嘉隆の首塚、胴塚があります。
九鬼嘉隆がいたからこそ、伊勢志摩が発展したといっても過言ではないですね♪
九鬼水軍や九鬼家の歴史を知ってから、鳥羽城跡や答志島に行くと、より感慨深いですね。
ぜひ、鳥羽で九鬼氏を感じられる観光地を巡ってみてはいかかでしょうか。
鳥羽城跡は観光アクセスが抜群
鳥羽城跡は鳥羽駅から徒歩10分と、アクセスが抜群なのも良いところ!
鳥羽城跡を堪能してもそこまで長い時間はかからないので、近くの観光スポットに行く合間に行くのがオススメです。
鳥羽城跡の近くにたくさんのおすすめ観光スポットが点在しているので、簡単にご紹介していきます!
鳥羽駅
まずは、「鳥羽駅」をご紹介。
鳥羽駅はJRと近鉄が乗り入れしており、鳥羽観光の時の中心となる駅です。
構内には、バスセンターやお土産屋、鳥羽市観光案内所があります。
鳥羽駅直結の鳥羽一番街には、伊勢志摩の銘菓や三重限定のスナックなどのお土産、鳥羽グルメのお店もたくさん。
鳥羽観光の合間にグルメやショッピングも楽しめます!!
鳥羽マルシェ
続いては、「鳥羽マルシェ」をご紹介。
鳥羽駅から徒歩2分のところにある地産地消の直売所です。
魚や野菜や加工品を販売。
そして、地産地消のビュッフェレストランが大人気!!
伊勢志摩地方の郷土料理や、デザートもあり大満足間違いなし。
【鳥羽マルシェの魅力はこちらの記事からどうぞ!】
さざえストリート
鳥羽駅前にある「さざえストリート」は、鳥羽を代表するグルメスポット。
伊勢志摩の新鮮な貝を目の前で焼いてくれる、「貝焼き専門店」が軒を連ねています。
焼き立ての貝は絶品の美味しさ!!!
また、ここのお店では海老の王様・伊勢えびのお造りなどもリーズナブルな金額で食べられるのも魅力的です。
お昼からお酒を飲むこともできますし、テイクアウトすることもできます。
鳥羽城跡に行く前後、是非とも立ち寄ってみては?
【さざえストリートのお店など、詳しい記事はこちら!】
鳥羽水族館
最後は、「鳥羽水族館」をご紹介。
鳥羽水族館は鳥羽駅から徒歩10分のところにあります。
こちらの水族館は、日本で唯一ジュゴンに会えるんです。
もちろん、人気者のラッコやペンギン、イルカやコツメカワウソなど約1,200種の生き物に出会えます♪
この飼育種類数はなんと日本一!
アシカやペンギンのショーやお食事タイムも見学できるので、公式HPを確認してからお出かけがおすすめ!
鳥羽駅から近い3つの観光スポットをご紹介しましたが、鳥羽駅周辺はたくさんの観光スポットがあります。
グルメやショッピングも楽しめちゃいます!
鳥羽で素敵な思い出がたくさんできること間違いなし!
鳥羽城跡の基本情報
住所 | 〒517-0011 鳥羽市鳥羽3丁目 |
電話番号 | 0599-25-1157 (鳥羽市観光課) |
営業時間 | 24時間 |
アクセス | 鳥羽駅から徒歩10分 |
駐車場 | なし(鳥羽駅西駐車場のご利用が便利です。) |
WEBサイト | 鳥羽城跡 | 観光スポット | 観光三重(かんこうみえ) (kankomie.or.jp) |
料金 | 無料 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、鳥羽城跡と九鬼水軍についてご紹介しました!!
グルメ、温泉、海のイメージの鳥羽ですが、鳥羽城跡はとっても素敵な場所。
そして、鳥羽城跡と、建城した九鬼嘉隆の歴史を知ってから実際に出かけてみると、より鳥羽観光が素敵なものになりますね♪
鳥羽城跡に登って歴史を感じるも良し、御城印をもらっても良し、城山公園で鳥羽湾を眺めても良し。
あなただけの素敵な思い出になること間違いなしです!
ぜひ、鳥羽にお出かけの際は、鳥羽城跡にお出かけください!
鳥羽には他にもオススメの観光地がたくさん!
ぜひこちらの記事もチェックしてみて!
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